ライフネット生命保険の付加保険料開示 - 業界に波紋

ライフネット生命保険の付加保険料開示 - 業界に波紋

わたしも含めて、金融の基本的な知識が浅い日本人。学校で学んだことについてはかなり高い水準で応用できますが、習っていないことについてはあまり得意ではありません。

保険というのもその苦手分野のひとつだと思います。というか、わたしはモロに当てはまります。保険には難しいイメージが定着していて、知識のなさを再認識するのがイヤで興味がないふりをしてしまうのですが、それは良くないことですね。

ライフネット生命保険という保険会社があります。オンライン専門なのかはわかりませんが、インターネットを主要チャネルとすることで「付加保険料」を安くして提供していることが話題となっているようです。

保険には将来の保険金支払いにあてられる「純保険料」と保険会社の経費や利益になる「付加保険料」とがあるのですが、ネットを活用することによりこれを安くして、契約者の負担を少なくしているのです。

ライフネット生命保険はそれだけでなく、11月下旬にこの付加保険料の開示に踏み切ったそうです。

業界初!"保険の原価"を開示したライフネット生命に怨嗟の声|inside|ダイヤモンド・オンライン

 たとえば、30歳男性の死亡保険金3000万円の定期保険(期間10年)に支払う年間の保険料は、ライフネットが約4万円(純保険料約3万円と付加保険料約1万円)で、ある大手生保は約8万円。その差は2倍だが、付加保険料で比べれば、差は5倍に広がる。

 なぜなら、同じ日本人が対象のため、原価である純保険料はほぼ同額であり、他生保でも純保険料は約3万円となる。つまり、先の大手生保の付加保険料は約5万円となり、ライフネットの約1万円の5倍に相当するというわけだ。

付加保険料を増やせば保険会社は儲かり、契約者の負担は増えます。付加保険料を減らせばその逆です。ビジネスといえば聞こえはいいですが、いままではこれがブラックボックスだったのです。

それが、ライフネット生命保険が開示してしまった。それについて大手生保の幹部は「なんで開示したのか!」と怒りをあらわにしているようですが、気持ちはわからないでもありません。

ネットを主要チャネルとしているライフネットからすれば、これは話題性もあり潜在顧客に訴えかける良い手段、契約者にとっても良いこと、粗利を大きく取っていた生保各社にはけったいなこと。

今後、大手生保がどのような対応を取るのかはわかりませんが、なんにせよ誠実で良い商品を提供してほしいですね。

ちなみに、ライフネットは保険の仕組みについてわかりやすく情報提供もおこなっているので、興味のある方はちらっとのぞいてみるといいかもしれません。わたしは・・・また今度にしようかな(笑)。

2008年12月 8日||トラックバック (0)

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