約半数がリスク限定的 - 11月の新規設定ファンド

約半数がリスク限定的 - 11月の新規設定ファンド

投資信託について様々な情報を提供している会社トムソン・ロイター・リッパーが発表したところによると、08年11月に新たに設定されたファンドの設定額のうち、約46%がギャランティー型ファンドのものだったようです。

「ギャランティー型」とは日本語で言えば、おそらく「保証型」だと思われます。

保証型ファンドとは、一定の条件の下に元本保証をおこなうファンドのことです。たとえば満期保有した場合には元本を保証するなどというかたちで、リスクを限定的にすることで投資家にメリットを提供します。

なぜ運用側が元本を確保できるのかというと、信託財産の大部分について満期時に元本金額が確保されるようにリスクを抑えた運用をおこない、残りの部分でリスクを取った運用をおこなうためです。

「満期時」に十分な信託財産が確保されるように運用されるので、中途解約したときには元本割れする可能性もあります。

11月の新規設定ファンド、設定額の約46%がリスク限定型=リッパー | Reuters

 [東京 2日 ロイター] 投資信託情報サービス会社のトムソン・ロイター・リッパーによると、11月に新規設定された投信の設定額のなかで約46%を同社分類のギャランティー型(リスク限定/軽減型)ファンドが占めた。ギャランティー型が40%を超えたのは3カ月連続。

 円高や株安基調の継続で個人投資家のリスク許容度が低下するなか、新規ファンドへの資金流入は細っており、11月の設定額合計は約479億円と10月の約360億円に続き低調だった。ただ、新規設定された34本のうち7本がギャランティー型で、設定額ベースでは半分近くを占めるなど「全体の設定額が低くなっているなかで際立った」(ファンドアナリストの篠田尚子氏)という。

 同氏によると、ギャランティー型の販売は以前は地方銀行などが中心だったが、今年に入って野村証券など証券大手や銀行の取り扱いが増え、販売網のすそ野が広がっている。同社によると、12月も新規設定予定の投信25本(2日現在)のうち12本がギャランティー型となっている。

円高や株安基調の継続で個人投資家のリスク許容度が低下するなか」という記述が印象的です。

リスク許容度というのは年齢や資産状況により変わると思いますが、そんなに急速に変化するものではないと思います。どちらかというと、いままで見積もっていたリスク許容度が小さすぎたことに気付いたというところでしょう。

やはり、100年に1度の金融危機を「想定内」として受け入れられる投資家はほとんどいなかったのだと思います。・・・もちろんわたしも含めて。

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2008年12月 2日||トラックバック (0)

カテゴリー:投資信託のニュース

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