アクティブファンド5年間で半数がTOPIXに勝利

アクティブファンド5年間で半数がTOPIXに勝利

日本株をおもな投資対象とするアクティブファンド84本のうち、2月末までの5年間のパフォーマンスがTOPIXを上回ったものは46本だったそうです。

日本株アクティブ型、5年間の健闘 : ランキングで読み解く投信 : 投資信託 : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 2月末で純資産30億円以上あり、確定拠出年金やSMA、ラップなどの専用ファンドを除くと、アクティブな日本株ファンドで5年の運用実績があるものは84本あります。

...全体で見ると、TOPIXの数字を上回っているファンドは、84本中46位までです。

...もっとも、多くのファンドはベンチマーク(運用の比較対象とする指数)を決めていませんので、一概にTOPIXと比較するのが妥当か否かは議論があるでしょう。

記事内でも言及していますが、日本株に投資するファンドと言ってもその多くが別の資産への投資もおこなっており、TOPIXと単純に比較することはできないでしょう。

また、以下のようなことも頭に入れておかなければ偏った解釈をしてしまう可能性があります。

  • サバイバルバイアス(生き残りバイアス)が考慮されていない。
  • 過去のパフォーマンスが将来の運用成績を約束するわけではない。
  • 統計的に次の5年間に同じファンドがまたTOPIXを上回る可能性は低い。

アクティブ型投資信託は総じて信託報酬が高めに設定されていることも、特に注意しなければいけないポイントです。

長期運用の成果の決定要因はアセットアロケーションがその8割を占めるという研究結果もあり、投資対象のテーマなどアクティブファンドの差別要因を吟味するよりも、確実にかかるコストを追ったほうがいいと思います。

2009年3月14日||トラックバック (0)

カテゴリー:投資信託のニュース

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