GMなどビッグ3に緊急融資 - 公的資金による救済決定!?
アメリカの米自動車大手3社(ビッグ3)の救済が半分決定されました。米政府と議会民主党はゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーの3社に対して、150億ドル(約1兆4,000億円)の公的資金を緊急融資することで合意したとのこと。
まだ法案可決には至っていませんが、もし通れば「とりあえず年を越させておくから、あとはよろしくね」というわけで、オバマ次期政権は初っ端から難題を押しつけられるかたち。
サンクコストという概念は金融リテラシーの高いとされる(?)アメリカ国民にも受け入れがたい面があるでしょうから、仮にいざつぶそうと動いたときにちょっとした障害になるかもしれません。
ビッグ3:短期融資での救済に合意 1.4兆円で調整 - 毎日jp(毎日新聞)
議会内では、同日発表された11月の雇用統計で、就業者数が53万3000人減と約34年ぶりの減少幅を記録、米国経済の先行きに対する危機感が強まっていた。ビッグ3は年内にも経営破綻(はたん)する恐れがあると指摘されていた。
...ビッグ3首脳は総額340億ドルの支援を求めていたが、米政府と議会は、当面の支援額を150億ドルにとどめる。来年1月20日にオバマ次期米大統領が就任するまでの「つなぎ融資」と位置づけ、本格的な支援策については次期政権に委ねるものと見られる。
ブッシュ大統領は5日、就業者数の大幅減少について演説し、「米経済は景気後退局面に入っている」と初めて景気の後退を認め「(ビッグ3救済について)議会が何らかの対応を取ることが重要になる」と民主、共和両党に妥協を促していた。
「Too Big to Fail」とは便利な言葉ですね。たしかにビッグ3が破たんすれば大変大きな雇用が損なわれると同時に経済に甚大な影響を及ぼすと思われますが、この一言では片付けられない問題です。
そもそも、すでに存続企業として許される範囲の債務超過を超えているのですから、ただ生きながらえさせるだけならこの資金はドブに捨てることになります。
本気で再建をおこなうという気概(だけでなく資金と経営者)があるのか。3社と政府、そしてアメリカ国民はこれまでよりもさらに真剣に考えるべきでしょう。
2008年12月 6日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:投資信託のニュース
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