ファンドの申込受付を中止、ファンドクリエーション投信「ベストプロパティー・インカム」
ファンドクリエーション投信投資顧問が、同社の公募投信「ベストプロパティー・インカム(毎月分配型)」の基準価額の公表と設定・解約の申込受付を中止しました。
原因は、投資先ファンドの「FCファンド-レジット不動産証券投資信託」クラスB受益証券と「FCトラスト-ジェイ-グランド不動産証券投資信託」クラスB受益証券が買い戻し請求に応じるだけの十分な現金を有していないことだそうです。
当該ファンドは2008年7月29日に設定されたファンド・オブ・ファンズで、11月10日付けのレポートによれば純資産総額は16.8億円。9月と10月の22日に45円ずつ分配金支払がおこなわれています。
上記2ファンドのみで運用されており、組み入れ比率はレジットBが59.4%、JグランドBが37.9%となっています。残りは現金が2.8%程度。つまり、ほとんどの資産が換金できない状態になっているということです。
ファンドクリエーション投信、「ベストプロパティー・インカム」の購入・解約受付を中止 | Reuters
ファンドクリエーション投信の発表によると、管理会社は純資産価格決定の停止理由として「現時点で(同ケイマン籍)ファンドは買い戻し請求に応じるだけの現金を有しておらず、請求に応じるためにはファンドが組み入れている収益源物件の早期売却を進めざるを得ないと考えられる。早期売却を前提とする評価額を全物件について取得することが適切であると判断し、(価格決定を)停止した」としている。
なお、同管理会社は、昨今の経済環境や不動産需給悪化の影響などで、早期売却の場合は現時点の評価額を大きく下回る売却価格になる可能性が高い、との認識も示しているという。
「申込受付と基準価額公表の再開時期について同社営業担当者は「未定」としている
」そうで、また「12月の分配金については「現時点では未定」(同営業担当者)
」とのこと。
わたしはファンドクリエーションの株式を保有していたことがあるのですが、今回の件は衝撃的でした。このニュースの影響かはわかりませんが、1日の株価は一時ストップ安まで売り込まれたようです。
インドのムンバイで発生した同時テロの影響で、インド株を含む投信の設定・解約の申込受付が中止されたこともありましたが、金融危機だけでなく治安の悪化による影響も考えなければいけません。
経済が沈むとあっという間に投資環境がわるくなるのは、ある意味仕方のないことかもしれません。投資よりも上位にある、生活に対しての影響もあるのですから。
2008年12月 3日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:投資信託のニュース
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