日本株クラスは日経平均連動が主流? - インデックス投信の資金流入

日本株クラスは日経平均連動が主流? - インデックス投信の資金流入

投資信託を活用したインデックス投信が、また脚光を浴びはじめているようです。昨年から今年にかけて一時的に盛り上がっていたブームが、最近の相場変動とともにしぼんでいたと思っていたら、そうでもないのですね。

読売新聞のネット版「YOMIURI ONLINE」に、インデックス投資に関する記事が掲載されていました。題して「見直されるインデックス投資の魅力」。

記事では8月から10月の資金流入をもとにファンドをランキングし、その上位をインデックスファンドが占めていることから、アクティブファンドとの違いを説明しつつその魅力を紹介しています。

運用手法についての記述で「なんぴん」「逆張り」「価格以上の価値があると思われる銘柄を探す」という文言もあり、ちょっと「?」と思わないこともないですが、それはご愛嬌。あくまで底値圏で投資するキッカケの分析としてのものでしょう。

気になるランキングは、上位5ファンドだけを見ると1位から4位まで全てが日経平均株価に連動するタイプのインデックス投信となっています。5位には直販系草分けのさわかみファンドが唯一アクティブファンドとしてランクイン。

 上位40本中27本と3分の2を、特定の指数に連動をめざす運用を行なうインデックス型のファンドが占める結果となりました。確定拠出年金などで主流となっているTOPIX(東証株価指数)連動型ではなく、日経225に連動するタイプが上位に並び、個人投資家にとって指数の水準や中身が分かりやすく感じられ、身近なものとなっているようです。

気になる点として、「なぜ日経平均連動のものばかりなのか?」「なぜ信託報酬の高いファンドが選ばれているのか?」ということがあげられます。

1位の「日興AM インデックスファンド225」よりも同じく日興の「インデックスファンドTSP」のほうが分散効果が高いし、信託報酬で見れば「STAM TOPIXインデックス・オープン」のほうが0.063%だけですが安くなっています。

円高に振れたことで、国際優良株の多い日経平均のほうが戻りが良いと判断されたのか、それともあまりよくわからないのですが401kの対象ファンドであるかどうかが関係しているのでしょうか(記事中ではTOPIXが主流とありますが)。

おそらく、ネット証券はまだ圧倒的に少数派であり、ニュースなどでも報道される日経平均のほうがTOPIXよりも馴染みがあるというのがその要因だとは思うのですが、実際はどうなのでしょう。

なんにせよ、株式市場に個人の資金流入が続くのは良いことですね。わたしたちは感謝こそすれ、難癖をつける筋合いも必要もまったくないのです(笑)。

2008年12月11日||トラックバック (0)

カテゴリー:投資信託のニュース

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